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液晶ディスプレイ用ガラスとは

液晶ディスプレイ用ガラス基板とは

液晶ディスプレイパネルの構造概略

液晶ディスプレイ用ガラス基板とは、液晶テレビ、パソコン、携帯電話などに代表される製品のディスプレイ部分であるTFT(薄膜トランジスタ)液晶ディスプレイに用いられる特殊ガラスの総称です。液晶ディスプレイパネルは、偏光板、カラーフィルター、液晶層など多くの部材が何層にも重ね合わされて作られています。その中でも柱となるのが、ガラスの基板です。ガラス基板は厚さが約0.3~0.7mmと非常に薄いうえに、第8世代(2200×2500)のガラスであれば畳3畳分もの大きさになります。
液晶ディスプレイ用ガラス基板は、高精細な美しい画像を正確に映し出さなければならないため、表面の凹凸がナノレベルの超平滑であること、さらに、内部の気泡はもちろん、目視では確認できない程度の微細な異物(ゴミ)を抑えることが求められます。極限まで精密度を高めた滑らかで傷の無いガラス板こそが、AvanStrateが求める究極の品質なのです。

身近な製品に組み込まれるAvanStrateのガラス基板

当社が供給するガラス基板を用いて製造される液晶ディスプレイパネルは、液晶テレビやパソコン(PC)用液晶モニターなどに使用されます。ノートPCの需要が拡大し、さらには新興国においても液晶テレビが普及するなかで、その市場は急速に成長を遂げてきました。また、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機、カーナビゲーション等、身近なさまざまな製品の表示画面として使用されています。

近年では、「デジタルサイネージ(フラットパネルディスプレイによる電子屋外広告)」や「タッチパネル」、「3Dテレビ」のような新しいアプリケーションの創造が次々と実現化され、液晶ディスプレイパネルの市場はさらなる拡大が期待されています。

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